スマイルキッズデンタルパーク 尾﨑先生

スマイルキッズデンタルパーク尾﨑 豊実先生インタビュー

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出身大学

日本歯科大学 新潟歯学部卒業

開業日

平成25年 5月1日

経歴

  • 平成13年 スマイル歯科おざき(新潟市東区)開設
  • 平成24年 医療法人社団 豊医会 設立
  • 平成25年 スマイルキッズデンタルパーク(新潟市中央区)開設

質の高い予防文化を新潟に根付かせたい

始めに予防歯科を目指したきっかけを教えてください

当院がある新潟県は12歳児のムシ歯の数が日本一少ない県で、17年連続で日本一を続けています。新潟で開業するにあたっては意識せざるを得ない状況でした。
ただ、日本一になった背景は、非常にフッ化物に頼った予防だったんです。歯が硬くなってムシ歯にならないけど、12歳以降にフッ化物を塗布される機会が少なくなると、フッ化物塗布されない第2大臼歯などにムシ歯がグーッと増えてくる。
フッ化物に頼りすぎているなぁ、そこに問題があるなぁ・・・私は開業当初からすごく意識してやってきたところです。

 

キッズデンタルパーク(以下KDP)に興味を持たれた点を教えてください

そもそもKDPを知ったきっかけは新聞記事です。博報堂という広告代理店が小児歯科の文化を、というのでKDPを知りました。
私が、フッ化物に頼りすぎていた状況を何とかしなくては、それには幼児からの教育ができるような、生活習慣、生活環境を良くしていくような指導を歯科医院でできないかというポイントが一点。もう一点は、住民に対して同じような予防、集団的な予防の方式は限界で、一人一人個々にあった、ちゃんと診断して、個々に合わせた口腔ケアをちゃんと教えていく流れが必要だと感じていたことがあります。
教育型の歯科医院を提案するというKDPの記事を見て、アッ面白いなぁと思って検討を開始しました。

 

開業までに御苦労があったと思いますが

先発医院さんの協力や、KDPのしっかりしたスタート教育があり、まぁスケジュール通りに進んでくれました。
本院が離れていますので、そちらとのコントロールや、ビルの建築上の調整などはあったのですが、立ち上げてみて一番に面食らったのは、先にお話ししたフッ化物でした。
要は、新潟県民はフッ素を塗りに歯医者に行くのは当たり前、行った日にフッ素を塗ってもらうのが当たり前。良くないけど文化として根付いてしまっている。 最初にしっかり検査をして、いかに個々に合わせた生活環境指導をやって定期来院に繋げていくか、に大変苦労しました。
1回目にフッ化物でサヨナラではなく、1回目にちゃんと検査をする。新潟は17年連続虫歯の少ない県、日本一ということを住民のみんなが知っている環境は一番の苦労であり、その苦労は今でも続いています。
そんな状況ながら、スタッフ皆がちょっとづつ工夫をして、リスク検査に了解を頂くことも積み重ねてやってきて、今やっと、「あそこは最初にリスク検査をする医院だ」、「最初にリスク検査が当たり前」という患者さんが増えてきました。やっぱり、口コミですよね。
虫歯をバンバン治す医院ではなく、最初はしっかりとした検査をする医院なんだと認知された。認知されるための4年間だったのかなぁ、今、考えると。
非常に苦労した半面、実は新潟は患者さんの質が高いんです。意識が高いんです。患者さんに解ってもらえれば、しっかり定期管理に繋がっていきます。スタッフも完成系ではないですが、自立的に考えて動けるようになってきています。

 

今はすごく順調に患者さんがいらっしゃいますね

公衆衛生というのは数なんです。当院は新聞社も入っている情報発信のビルに入っています。
なぜ、ここで開業したか。私には意味があって選んだことで、公衆衛生の数を上げていく、地域の文化に根差していくことを考えるとまだ足りない。今のままで良しとしていたら5年後、10年後はないと思っています。だから、まだまだですよね。

 

これからの目標は

実際、数っていうのが結果なんですが、地域の子育て支援センターに行けるようになり、各地区では出張821クラブをやったりして口コミを増やす活動、予防歯科を伝達する活動をしています。低年齢から、お腹にいる段階からの情報発信をしていきながら、質の高い予防文化を新潟に根付かせたいです。その為に、もう少し頑張っていかなくてはならないし、それが次の目標なのかなぁ、と思っています。